長い経過観察

はっきりとは覚えていないけど、退院後しばらくは月に1回の受診、それが3か月に1回になり、半年に1回になり、今は1年に1回の診察

基本的には採血と全身のCT

退院後、半年くらいは診察の待ち時間が辛かった

再発なんて言われたらどうしようか

また化学療法が必要といわれたらどうしよう

 

今はもう大丈夫

先生「かわりないですか?」

ワシ「変わりないです」

先生「検査結果も問題ないです、次も1年後で」

ワシ「ありがとうございます」

1年に1回、3分で終わる診察

 

でもやっぱり完治という言葉は聞けない

1年に1回とはいえ、今後も受診はしておいたほうが良いよって・・・

 

20年前の始まり

約20年前、精巣腫瘍と診断された

その時には、すでに結婚し息子が一人いた

26歳だった

近くの総合病院で精巣摘出術を受けた

術後に腫瘍マーカーが下がりきらず、CTからも左鎖骨下リンパ節、後腹膜リンパ節への転移が認められ、大学病院を紹介された

3か月の入院、未だに忘れることのない、その名もBEP療法

3クールの治療を終え退院、その後は長期の自宅療養

自宅療養中の離婚、息子との離別

 

色々とありましたが、これまで再発もなく元気にやってこれた

まさか、今になってこの20年前の出来事が大きな問題となるとは・・・